Yet Another 展覧会の絵

Animusic2に展覧会の絵のロック(?)アレンジ版が入っていた(試聴はこちら)。最初のプロムナードと、バーバヤーガの小屋(中間部は除く)、キエフの大門のみだが。シンセサイザー曲だが、ドラム・ベース・オルガン(その他旋律楽器)という構成で、この点はEmerson, Lake and Palmer版と似ている。

ドラムの音色からMekong Delta版を思い出して聞いてみたが、こちらはオーソドックスに徹したドラミング、という感じ。Animusic版の方が凝ったドラムパターンになっている。改めて聞いたが、Mekong Delta版は、全体的に原曲に忠実すぎてイマイチ面白くない。

やはり、ロック版の展覧会の絵と言えば、だいぶ方向性は違うが、完全に自分のものとしてアレンジしているEmerson, Lake and Palmerが面白い。

展覧会の絵については、詳しいサイトがあったので載せておく。

いずれもAnimusic版についての記載はない。

後者を見て初めて気付いたのだが、たしかにバーバヤーガの小屋の再現部の下降音パターンの回数がラヴェル版とピアノ原曲版で異なる。ちなみにAnimusic版は、4小節でピアノ原曲にならっていた。

余談だが、Animusic版のドラムを聞いていて、Dream TheaterというかMark Portnoyのドラムで、展覧会の絵を聞いてみたいと思ってしまった。

なお、drummerworldというサイトで、Carl PalmerおよびMark Portnoyのドラムが聞ける(他にも色々なドラマーが聞ける)。Mike Portnoyの方は、Dream Theaterらしいサンプルがないのが残念。